草柳大蔵『きれいな敬語羞(ハズ)かしい敬語』を読み始め。
 『光あるうちに光の中を歩め』『肉食タブーの世界史』『新日本共産党宣言』『吉里吉里人』と、河野多恵子『赤い脣黒い髪』が現在の主な読みかけ本なので、これで七冊ということになる。
 小説だとリボン状の栞が付いているのだけれど、そうでない本はそれが無いので困る。
 小説には、『あんまり面白くって一晩で読んじゃったよ』現象が見られるけれど、それ以外の本にはそうよくあることでもない。ということは、小説よりも小説以外の方が栞の必要度が高いのではないだろうか。いや、そうでもないかな。
 周囲に無数にありそれなりに清潔であるという理由だけでティッシュペーパーを挟むのは、今も『きれいな敬語〜』がその目を見ているのだけど、どうかと思う。あと、選挙の投票所に置いてあるセンキョン栞も、現実が露わになるので良くない。
 まあ何にせよ、私は栞を持っていない(というか消失する)し、おそらく乱読する人は持っていても足りないだろうから、全ての本に栞を付けて欲しいなあ。