picassi2003-01-31

2003.01.cw

 CHAGE&ASKAの『LOVE SONG』って曲が頭ん中で流れてて。ちょっと好き。んなこと言ったら初々しいのか年齢詐称なのか。

 こんな寒い夜中、外で働いてる人もいて。何の為にとか今更考えてないんだろうなあ。仕事だから。それが良いのか悪いのかは分からんけど、なんかあたしも負けんぞとか思う。

 『きらきらアフロ』(テレビ大阪)はいつの間にかサイトリニューアル。そしてBBSに白が行きたいと言っていたDASH村が天ぷら油で全焼したという報告。子供の留守番か。
 鶴瓶が熱い。気が付けば最近『BAN!BOO!ぱいん!!』(よみうりテレビ)もよう見てるし。しかもアメザリとますおか。オセロを足して訳の分からない番組をやって貰いたい。
 中島らもとかアメザリ平井とかとやってた『最後の晩餐』(同YTV)もよかった。終わってるけど。深夜の鶴瓶が熱い。

 あと最近『IWGP』(TBS)の再放送を見るようになった。言うても2回目。池袋とか木更津とか馴染み無さ過ぎで見てなかったよ。
 ああそれから『優香座シネマ』は普通に面白かった。
2003.01.cv

 ふと、『書くことの全ては長い遺書』というような言葉が目について、そうかな、と思ったけれど、やっぱり違う。なんだろ、逆かな。

 M・スコット・ペック『平気でうそをつく人たち』を1/3。この本の悪とか善とかの基準はどこなんだろう。明確な判断が得られる人は個人として賢明な方へ向かっているのかも知れない。忘れた記憶を引きずり出して、他人は微笑んでいられるのか。今日は調子が良くない。
2003.01.cu

 1月29日、今朝はほんの少し雪が積もった。
 幼稚園の頃そこでは何年かに一度という大雪があって、多分雪の記憶はそこからだと思う。その日は一番に到着して、園庭を走ってお山に登って、『他の子にも残しておいてあげてね』という言葉に振り返ると、私の走った道が点々と足跡を見せていた。
 小さい頃を雪国で過ごした人は、『白い悪魔』と言う。しんしんと積もった夜は、翌日雪かき雪下ろしが待っている。吹雪になれば家が埋まる。どこへも行けない、もしかしたら家が潰されるかも知れない。聞こえない音で心細くなる。
 ザクザクと凍った雪の上で、飼い主を引っ張りながら犬が歩く。ちべたい。でも、なんだかわくわくする。この道も、あの信号も、むこうの山も、いつの間に白くなったんだろう。あの山の裏も、白いんだろうか。
2003.01.ct

 『富山県満蒙開拓団史』をぱらぱらと読む。
 満蒙開拓団とか満州開拓団というのは、中国を植民地にするという一応第二次世界大戦が終わる迄の作戦の一環。そのときに、十数回日本全国から集まった人が中国に渡ったんだけども、彼らの内、富山県民だった人が一体何をしていたかということが当時の記録と体験談で綴られている。
 なんだか、時間が経つということは物凄い。
2003.01.cs

 小学生の頃、夏休みはひと月くらい田舎に居た。祖父母の家はダムの近くだったので、そこから直接引いている水があり、私は暇つぶしに水で道路に落書きをしながら過ごしていた。
 その年は水不足だった。いつものようにジョウロで半日の模様をかいていると、町役場の車が通った。『水不足なのであまり水を使わないでくださいよ』と彼らは言いかけて、しかし、これはダムの水だということを理解すると去っていった。
 ただの水不足ではなくて、殺菌消毒した水、不足、ということだったんだろうか。でも、皮膚が弱かった私にとっては、塩素殺菌されたプールよりも、田舎の原水の方が良かったのだけど。
2003.01.cr.コトマチ


ふえ。実は、はてなあんてなで追ってる、ものすごくひっそりやってるサイトの人が、日記で「不自然にリロードすな」ということを書かれていたので。びびり気味。これは外したほうがいいかなあ。しかし、WEBに公開されてる以上、別に悪いことしてるわけじゃないしなあ。
 リロードしないと思ってました。してました。参照:ロボットはサイトのアクセスカウンターを回しますか?(はてなアンテナ)。調べたらWWWCもするようです。カウンターのプログラムに依るみたいですね。てことで回避する方法はあります。てかカウンターって開いた人の目安であって、読んだ人○人、とかならんしなあ。でもなにかしら目安要る人もいるかもなあ。となると後は個々人の考え方ですかね。私は更新チェッカー継続使用します。なお00LINKのカウンターは同じIPだかなんだかは1日に2回以上カウントしないみたいなので気になさらず。
2003.01.cq

 ピニウス。
カリスマお蝶夫人お蝶夫人(SMALLNEWS!)
ちょっとした幸せ増幅剤(@nifty:デイリーポータルZ)
ウィッキーさんは今(JPPASS)
 ところで父さん、6台もDVDの機械どうするのですか。
 ところで母さん、ザルにラップをすることに意味はあるのですか。
2003.01.cp.コトマチ


よくわからんが、はてなアンテナで追ってるのは僕です。すんません。
 や、WWWC(nakka.com)も似たような機能なんです。んで、どっちの方が良いかなあと考えてたのです。誤解をさせてしまってすんません。
2003.01.co

 WWWC(nakka.com)と、はてなアンテナで悩。

 鏡見たら瞳孔開いててびっくりした。

 連続キムチチゲ。多分明日も。
2003.01.cn

 以前、00LINKをメール配信してはどうか、と言ってくださった人があり。場所や通信事情によってはメールのが良い場合もあるし、出来ることなら読める可能性は広い方がいいよなあと思うものの、手作業での複数メール配信は限度があり、メルマガサービスは制約と安全性がどうかということで、なんかよさげな方法をにょろっと探し。
2003.01.cm

 雨の日は気がつくといつもSILVAを聴いているような。なんかこの人の音は雨っぽいからだろうか。

 映画『グッドモーニング・ベトナム』をみる。少々期待が大き過ぎたらしいが悪くはない。ロビン・ウィリアムスは『ストーカー』が楽しみ。戦争映画はあまり好まないのだけれど、『大脱走』は面白かったなあ。こんなことを言うと『グッドモーニング〜』の中の『コメディアンを呼ぶために紛争を戦争にしましょうか』というような部分が痛い。
2003.01.cl.篠田節子『寄り道ビアホール』

 各所で連載していたエッセイ集。表題のものと『ビーチバーにて千鳥足』は、ああそうですかと流したけれど、『妹たちへ』と題された三本が興味深く、特に福祉に関わっていた時代に感じたという理想と現実をさくっと言い切っているのが印象的だった。人間そのものに強い弱いがあるんじゃなくて、強くなろうとしてる人が強くなるのかなあとか思ったり。そして著者はそういう人なんだろう。
 私の記憶では、初めて読んだエッセイは原田宗典『幸福らしきもの』、それから何本か彼のエッセイを読んで、小説を読んで。乱読ということもあるけれど、入り口はどっちからでもいいんじゃなかろうか。考え方が面白ければ読み続ければいいので。
 レポートの添削を返すときに、ちょっとした文章を添付する教師がいる。50前後の男性で、言葉を学んでいる韓国のことなどが主なテーマ。丁寧で分かり易く、私の知らないことが書かれている。和製ボブ・サップを思わせる人だけれど、素敵だ。
2003.01.ck

 今日はもう、ずーっと雨なんだそうだ、大阪は。一日中雨。
 『雷さまと桑の木』かなんかそういうタイトルで、雨降らせるの止めてくれかなんかそういう件で雷さまに直談判しに行ったら、雷さまの娘と結婚させられかけるとかなんかそういう話があったような。
 仲本工事に頼みに行くか、なあ。長介に断られそうだ。
 今日じゃないけど『百年の愚行』写真展に行く。わざわざ凹みに。立命館のやつとは違うんだろうか。
 認印だったらもうサインでいいじゃあないですか、と忘れ続けているのを棚に上げて思う。手続きロボットがいたら地上の仕事の2/3はなくなるぞと。
2003.01.cj.篠田節子『百年の恋』2

 今朝はもう結末を知らないままこの先も読むことはないだろうと思っていたのだけど、続きが気になった家人のお陰で結末を読む。やっぱり、描かれている人間の考え方が、私には考えのない大人にしか見えない。勿論小説なので多少のデフォルメはあろうが、モデルは現実らしいので、なんだかげっそり。

 人には色々な幸せの感じ方があるだろうから他人を否定することは出来ない。そして生物学的には産まれた者は新たに産み育てなければならないのだろうけれど、私にはそれが不可能な気がする。
2003.01.ci.篠田節子『百年の恋』

 その本の結末が無いことは分かっていた。正しくは終盤10ページ5枚程度が無かった。落丁なのか故意のものなのかは定かではないが、とにかく終い迄読めないことは明白だった。
 けれど、読んでしまった。特に好ましい部分があったのではない。未読の小説が目の前にあるというだけで涎を垂らしながら手に取ってしまったのだ。無人島へは図書館を持って行こう。
2003.01.ch.痛み分け

 頭を、外側・骨・中身、と分けて、骨と中身の間辺りが鈍く痛い。

 痛いことというのは他人には分からないもの。匂いがデジタル化されているように、外科的な痛みもデジタル化してはどうか。
 痛みビジネスとなるとやはり医療関係から、例えば男女という明確な違いの上で起こる各種痛み、妊娠など如何だろう。これはまた出産前・出産後という差もあるわけで、『疑似出産できちゃってない新婚パック』などは当社としてもオススメの一品である。
 鼻の穴に大根など、例えば硫黄について『なにこれ卵の腐った匂いみたい』って君はその経験があるのかねと、常温2ヶ月目の卵を割って嗅いだのかと、鼻の穴に桜島大根を突っ込んだことがあるのかと、そういった無闇やたらと飛び交っている割に理解し難い比喩を断絶させる為にもどうだ。

 いらない。
2003.01.cg.酒が呑める酒が呑める酒が呑めるぞ

 3月の或る日、新年会に出掛けた者曰く、
『6月31日迄は新年会、7月1日からは忘年会』
 日本全国酒呑み音頭のがよっぽど可愛げがある。
2003.01.cf.何処かから来た蜜柑

 普通、『温州みかん』とか『有田みかん』とか箱に書いてんのに、こいつらの箱には藁葺き屋根の版画が印刷されていた。差別化は上手い。味は今年なら中の上くらいか。
2003.01.ce.色んな業界があるものですリンク


月刊下水道
月刊現代農業
月刊細胞
月刊修学旅行
月刊収集
月刊食堂
月刊食品工場長
月刊測量
月刊バーコード
月刊廃棄物
月刊文化財
月刊ボディビルディング
月刊むし
月刊陸上競技

2003.01.cd.いんちき

Q.フリースって急に広まったけど何でですか?
A.フリースの歴史は古く、原材料であるマリモは北海道の阿寒湖周辺が主な産地でした。寒い冬でも暖かく過ごす為には起毛が一番でしたが、人間の数ほど動物を殺すことを嫌った人々は、繊維の固まりであるマリモを伸ばし服にしました。しかし、時代が進み消費社会になると、その素材の利便性から乱獲を恐れた人々は、1984年ユニ・クローンという会社を設立し、マリモのクローン技術を開発しました。その努力は98年ついに実り、日本の3人に1人はこのナチュラルな服を着用することが出来るようになったのです。
2003.01.cc.コトマチ


以前、雲海って山に行かないと見られないんじゃないかと絶望的になっていたことがありました(山ぎらいなので)。でも飛行機の窓から見えたことがあって、非常に感動した覚えがあります。でも実際雲海に飛び込む感覚のスキーやスノボはもっといいですね。わたしも滑れたら。
ちなみにわたしも雲海って聴くとまず頭に浮かぶは「蕎麦焼酎〜雲海〜♪」です。
 私も雲海を見たのは初めてでした。あんまり意識したことはなかったんですが、実際見ると、なんとも不思議な感覚でした。夏だと多分ひんやりして気持ちいいと思います。飛び込むというよりは、気がついたら中、という感じです。離れてないと境界がわからんですね。
 雲海〜の会社は普通に雲海酒造って名前でした。そんな。
2003.01.cb.ウェブサイト作成関連で役に立って見易いサイトリンク


CYBER@GARDEN
from DFJ
HotWired Japan Webmonkey
HP-DESIGN.NET
HTML言語学習辞典
StyleLover :HTML小技集:
Site TM
Web for beginner
ZSPC
龜藏 ノ 藏
初級Webデザインアドバイス
パワーソフト
訪問者に優しいWebサイト作り

2003.01.ca

 雲海です。手前から、雪の積もった地面、雲、向こうの山、空。雲に落ちた雲の陰を雲の上から。リフト乗ってる時は雲の上を移動していたりするわけで、いや、よかった。

 でも雲海って聞くと蕎麦焼酎のCM曲が流れ出す。
2003.01.bz

 ちょいと点字を教えて貰ってみた。BCGみたいな六つの点から成るのだ。数時間しか経っていないのに『ア』(BCGの左上一個)しか覚えてないけど、確か、二つのアルファベットを組み合わせて一つのカナになるとか。なんだかこの書き方では暗号みたいだけど、要はローマ字のノリなわけで。
 書く場合は、紙を裏返して目打ちみたいなので逆打ち。表に返せば出来上がり。
kotomachi


あるいは…
 兎?
 や、直立二足歩行で顔面から手足耳の生えた兎。
2003.01.by

 亀になりました。横に居るのはさつまいもキャラメル亀。マジでさつまいもでした。謎開発セイカ食品。ちなみに白くまアイスもここなんだそうです。
2003.01.bx

 ちっちゃい頃、オブラートが気持ち悪くて、剥いて食べた記憶が。ブンタンをボンタンと言うのは九州訛りなんだろうか。でもボンタンの方が実ってる感じがする。そうかな。大正15年生まれ。空箱は亀に変身するのがこの手の箱の宿命。
2003.01.bw

 ほぼ同時進行の作業が四つ以上になるとフリーズ。せめてチルドくらいに抑えたい。叶うならほかほかで。
2003.01.bv

 痛いのは、痛いところが『負けるもんかー』と頑張っているから痛いので、ほら、熱が出たとき、体がバイキンと戦ってるから無闇に熱下げちゃいけない、ってのと一緒で。安静にして、栄養摂って、したらば早く治るかも知れんし。
 あと、骨折したら骨が前より強くなるとも言います。
kotomachi


お久しぶりです。遅くなりましたがメリークリスマス&あけましておめでとう。
 メリクリスマスあけましておめでと。ちょっと呪文ぽいので何か出てきそう。シャザーン!いや奴は呪文ナシでもいいのか。今冬はクレイジーケンバンドが強かったさな。競走馬風味な名前。『おおっと伸びる伸びるクレイジーケンバンド、そのままゴールかあっ』。本年もどうぞよろしく。
2003.01.bu

 2枚だけ届いた年賀状にお返事を書く。ペンを持つと想像していたより色々書くことがあった。白い部分が足りなくて結局は書かず仕舞いだったけど完成。そしてポストに入れ忘れる。

 いつもと違う画材でかいたら何か面白くなるんじゃないかと遊んでみたけれど、それほど面白い感じには上がらず。今度からは油彩か水彩へ向けて何かを、と目論みつつ面白いモチーフを考えながら帰宅。

 面白いものを探したり、どうやって面白くしてやろうか考えているときが一番楽しい。脳味噌を麺棒で延ばして日向で干せたらもっと違う発想が浮かんできそうなのに。
2003.01.bt

 ヒトみたいな神様や、ウシみたいな神様や、ライオンみたいな神様、と神様もなかなかバリエーションが豊富な方ですが、アリみたいな神様や、ナメクジみたいな神様や、バッタみたいな神様がいないのは、やはり人間の『有難味バランス』からかと思われ、しかし、有り難いと言っても、イリオモテヤマネコみたいな神様や、オスのミケネコみたいな神様や、ニホンカワウソみたいな神様はいない。
2003.01.bs

 『家庭円満』と書いたプラカードを首から下げて子供スト。

 『ねこじゃらしで遊んで楽しいのはお前だろう』と書いたプラカードを下げるも肩がないのでずり落ちる猫。

 『塩分カット』と書いたプラカードの上で這う蛞蝓。

 『やすりがけしてください』刺抜き。

 『盗った奴を恨め』旧式錠。

 『見積もり日の予定を』松本引っ越しせんた。

 『里へ下がらせていただきます』妻。
kotomachi


衝撃的です…
 こうなるとデビルマンレディーだって実在するんじゃないかと。
2003.01.br

 こいつ、上の頭みたいな部分が足で、下が頭らしい。んで獲物見つけたら頭みたいなんが幾つかにパカッと開いて、イカとかタコみたいな感じで触手が出てきて、そいで捕まえて食べるんだとか。しかもウミウシシリーズらしい。奴らだったとは。
2003.01.bq

 和田秀樹『40歳からどう「積極人間」になるか』読了。
 前頭葉について書かれてあることが非常に参考になった。EQについても分かり易かったように思う。残念なのは、著者の喧嘩のことが書かれてあることだった。老いと感情について、特に双方の怒りが発展した例としての記述にしては行き過ぎており、未だ彼らの喧嘩は終わっていないのだろうが読者には関係ない。
 さて、前頭葉だけれども、この本に拠れば海馬よりもヤバイのが前頭葉なのだそうで、中高年以降はどんどん萎縮するのだとか。これにより感情の豊かさや気力というものが減っていくのだそう。躁鬱とは違っているものの無関係でもないらしい。脳。のうのう。
 そうだ、喧嘩の部分で一つ、ホームドクターのノリで自分の精神分析をしてくれるお医者さんが居ると良いらしい。著者は先日書いたように老年医学と精神医学をしている人だけれど、彼もそういう人を置いているのだそう。これは説得力あったなあ。
2003.01.bp

 ポン酢をつけた白子と小口切りのネギと梅肉をご飯にのせて海苔巻き、ひと口サイズにカット。
 居酒屋メニウ。
2003.01.bo

 再び井上ひさし『下駄の上の卵』の話。
 これ、『たまげた』という言葉遊びだったらしい。
 ああ。

 知ったのは『駄ジャレの作法〜笑われないために』というページで、その親の『言語学のお散歩』は言葉について研究されている人のサイトらしい。ので面白そうなので暫く読んでみようかと思う。
2003.01.bn

 内田康夫『斎王の葬列』読了。
 今の皇太子妃が結婚した直後の作品らしく、折に触れ天皇家のことを書いている。
 先日は天皇が手術を自血で終えたということでニュースになっていたけれど、やっぱりそういうものって残っているんだろうな。
 自分が支配するとして、どうしたらより国民が動き易いかということを考えたとき、シンボルとしての天皇制というのは非常に便利なものだと思う。けれど、権力が無い者から見るシンボルというのは一体何かということで。
 朧気ながら今の社会には人のランクがあって、生きていても死んでいても血というもので分けられることがある。なまじ考えることが出来る生き物はそれを甘受する方が良いと考えるのかも知れない。

 ところでドラマは見ないのだけど、新しい浅見光彦沢村一樹らしい。もう村井国夫との年の差は考えるまい。

 今日19日付けの中日新聞に『終戦の翌年、山形の少年修吉が天皇陛下あてに出そうとした請願…』(俺ニュース)というタイトルで井上ひさし『下駄の上の卵』のことに触れてあった。
 関係ないけど戦前の日本は三国同盟でイタリアとそこそこ仲良しだったのにどうしてサッカーは輸入されんかったんだろう。
2003.01.bm

 ちがう!
 『心からの言葉を頭からの言葉で包めいて』、そのあと、これじゃあイカンと思って皮を剥がすですよ。して中身をドバーと見せてやるですよ。したらば失敗するですよ。
 あーもう実家に帰ってやる。
2003.01.bl

 一日に一分遅れる時計と、全く止まったままの時計、より多く正しい時間を示すのはどちらの時計か。
 という問題がある。ご存じの通り、止まっている時計の方が正解である。

 気休めを言う医者と、全く気休めを言わない医者、より多く患者を救うのはどちらの医者か。
 こうなると、気休めを言う医者の方が患者は救われるわけで、さて、なぜだろう。
2003.01.bk

 心からの言葉を頭からの言葉で包めいて、振りかぶって投げると避けられる。
 頭で考えた言葉はインチキ臭が漂い説得力があってもその場凌ぎ。
 言葉の用法と用量を正しく書いたテキストが本棚のどこかに隠されてやしないかと思って探しても、知る言葉の数が増えるだけで。

 表情や仕草や日頃の行い、という非常に曖昧なものこそ曖昧な気持ちというものを伝える鍵なんだろう。
 それを作戦に出来る程には熟達していないというだけかも知れないけれど。

 喋ることはとても恥ずかしいことだから。
2003.01.bj

 戦争が終わって一年が経った。六年生の修吉たちは予てから自分たちの野球チームには地主の子供チームのように練習に使う軟式ボールが無いのが敗因だと考えていた。村でボールを入手することは不可能、修吉たちは東京のボール工場へボールを求め汽車に乗った。

 井上ひさし『下駄の上の卵』読了。
 『少年H』が当時の東京の一少年が成長する十年くらいを描いたものなら、『下駄の上の卵』は田舎の少年たちの数日の冒険を描いたものなのだけど、双方とも無鉄砲ということに変わりはないらしい。少年観というのはこういうもんなんだろうか。だからと言って戦前二階から飛び降りた某は無鉄砲だけとは。まあそれは置いといて、先程は無鉄砲と言ったけれど、彼らキチンと作戦を練って取りかかっているので手榴弾くらいは持っていたかも知れない。
 戦後直ぐの日本というものを写真や文章やときどき流れるテレビ放送くらいでしか知らないので、リアリティの程は知れないけれど、なかなか彼らトラブルに巻き込まれたり巻き込んだりしてくれるのでドキドキ物語に引きずり込まれる。
 ただ、お話の中の彼らなのだから、締めがあんまりなのではないかなあ。勿論、小説なのだから如何なる終わり方でもページが無くなればそれまでなんだけど、一緒に冒険する気分、とまではいかなくても引き込まれていた身としては少々悲しくなってしまった次第。
2003.01.bi

『大好きだ』
『そう言われても、頼んないからなあ』
『そんなことない、ほら』
『わあ、お姫様だっこだあ』
『どう』
『すてき』
『じゃあ』
『タイム』
『何』
『映画だったらこのままベッドに行くよね』
『うん』
『それはそのまま倒れ込めるからいいけど』
『けど』
『うち布団。腰痛めるよ』
『あ』
『ばか』
2003.01.bh

 良いにつけ悪いにつけ、心意気の持続が2時間であること発覚。
2003.01.bg

 和田秀樹『40歳からどう「積極人間」になるか』を読みながら寝入った昨夜。この手の本で自己啓発的雰囲気傾向が強いものは何年か前から殆ど読まなくなった。あまりに読むものがなかったので手に取ったのだけど、作者は老年医学と精神医学を中心に動いている人らしいので面白いかも知れない。今はこの本を借りてきた母のことをちらりと考えたりしながら考えを進めることもなく。彼女は今年50になるけれど、色々企んだりしているようだ。
 重松清『ビタミンF』は今日借りてきた本だけれど、かなり読み易かったので二時間程度で読み終えた。こういう本は売れるのだろう。内容も、よい。なんだか、きっちり計算された本。面白かったけれど今後読むだろうか。現代の30代後半の男性の視点から見た家庭関係の短編なので、似た立ち位置の人が読むと結構食い込むものもあるかもしれない。

 私が産まれた頃、父と母は30代の終わりと始めだった。既に姉が二人居たし、二年後には弟も産まれている。彼ら、上手くやってきたよなあ。皆んな少しずつ曲がったり捻れたりしてはいるけれど、今はまだ、上手くいっていると思う。四年後はどうなっているだろう。
2003.01.bf

 一億国民総ギャンブルつづき。
 まああの、私は賭事となると少し負ける程度で、でもずーっと少し負けの状態ということは総合下から二番目とかそんな勢いなんでやらないんですが(だから皆んなが少し負け、極めて希に少し勝つようなパチンコ屋を経営したい)。
 さて、一億国民総ギャンブル、二十歳のときオオサカタロウに投票しオオサカタロウが当選したならば、三十路や四十路の頃オオサカタロウは国会で次期総理大臣に投票するかもで、五十路の頃になればオオサカタロウが総理大臣になってるかもしれないという。それって丁度殆どの人は家庭やなんかを持って更にそろそろ子供が社会人になっちゃったりするというわけですから、自分・伴侶・両親の老後に子供の先行きそのほか影響は多岐に渡り、生きていれば孫も追加、なかなか面白い賭ではなかろうか。なおお賭けにならない方は他人の結果を無抵抗で受け入れることになります。
 GOOD LUCK!(by.日本競馬会)

 ところで政治がギャンブルで、私がギャンブル少し負けだの総合下から二番だのってことは私の投票はそういうことだということか。
2003.01.be

 社会は、演出より脚本を大切にしたい。
 夢のある社会ではなく、希望のある社会をつくりましょう。

 なんでこう胡散臭くなるかなあ。でも結構ポイント高いんだけど。

 競馬やパチンコに傾向と対策を考えるのだったら、国民総ギャンブルの選挙なんか凄い楽しいと思うけどなあ。勿論、将来性に賭けて。