2003.02.ay

"ピースおおさか"へ行く。
雨だったのに思っていたより人が多い。
でもデートには不向きではなかろうか。
建物のデザインはガラスが多くて好きだけれど、
中身、資料の質と量の方は、
世界中の戦争に対応しようという心意気だけ感。
ただ、ゆっくり特別展示も見て回って3時間、
ダイジェスト全部見て貰うにはこれで一杯か。
映像資料はなかなか多かったがそれはパス。
戦時中の手紙や日記はとても興味深かった。

大阪に関する資料のところでは、
冊子に自分の写真を発見して驚く。
けれどその時の集客数を考えると、
他の資料も各所における在り方が微妙。

特別展示は"百年の愚行"。
環境・戦争・科学・動物・貧困などをテーマにした、
20世紀に色んな所で撮られた写真。
写真集に書かれてあるらしい文が為になり、
みることに没頭していたらただ凹んだ。
もうちょっと資料として、
『バカだなー』と見ればよいと言われる。
でも21世紀も変わりなさそうだ。

ユニセフの子供白書かなんかに、
『戦争や政治のことはどうにもならないけど、
ぼくは出来るなにかをしたい』
というどこかの子供は素晴らしい。
だけど戦争や政治もどうにかなる筈で、
じゃあどうしてどうにもならんかなあ。

半分はわかってるけど。