2003.04.wed

 村上春樹ノルウェイの森』読了。
 雨だし寒いし咽がなぜか痛いし、ここのところ困ったような変な気分だったので、本の内容は内容として流れたけれど、なんだか淋しい感じだけ残ってしまった。淋しいなんてのは近年覚えた気持ちなので、些かこれまた困ってしまう。最近困ってばかりです。
 内容については特に書くことがありません。面白かったです。あえて書くなら、ギターが弾きたくなりました。
 村上春樹の著作を初めて読んだのは、『羊男のクリスマス』という絵本と小説の中間のような作品で、挿し絵が可愛かった記憶があります。当時は村上春樹角川春樹の違いも知ることのない生活だったのですが、比較的好みだったので三度は読んだと思います。

 最近、夜中になると酷く憂鬱になって、朝になると殆ど忘れるということが続いています。どうせなら夢の中でやってもらいたい。以前こういうことがあったときは、何をするともなく起きていたのですが、『眠らなくてもいいからお布団に入りなさい』と可愛らしい女性に言われたので布団には入っています。明日になったらなんとかなりそうな気がします。