2003.05.15.thu.rainy

 寺山修司『書を捨てよ町へ出よう』を見たりしました。映像作品としては新鮮に感じましたが、最近男性視点の作品を幾つか見たり読んだりして、共感できるのは主人公が15歳くらいまでなんだなと気付きました。つまりは、色んなものに憧れたり失望したりって。町に無制限の余白があることを知るよりも、それを想像していたい。

 他人から見られている自分と、自分から見ている自分で、前者の評価が少しでも高いと、ああ見る目ねえなとか思ってしまうので、そういうのは止めた方がいいのかも知れん。
 だけどところでそれじゃあ何で猫かぶってんだろう。