もともとよく汗をかく体なので、自転車をこいだ後やテニス中は滝のように汗が流れる。Tシャツを本気で一日五枚換えたい。水分補給にお茶や水を飲むのだけれど、それで余計になのかなんなのか、また汗をかく。飲む、かく、飲む、かく。そして飲んだら飲んだだけ汗となるらしく最中は尿意をまったく催さない。腎臓病の気配もないので割と事実だと思う。でもそれだと尿になるための水分が行かないからやっぱり腎臓とか膀胱に悪いのか。じゃあもっと水分を取れということなのか。でも血液中の老廃物は汗で出ているのではないのか。結局なにが言いたいのかというと汗腺の少ない人が羨ましいという話。

 テレビで見て知っていたことがトリビアに選ばれるたびに悔しいので、「レスリングの選手は懐中にハンカチを持っている」というトリビアは胸にしまっておこうと思ったけど、それもまた悔しいのでここに書いておく。ちなみにそのハンカチは鼻血なんかが出たときに自分で拭く用で、紳士のスポーツだからというあたり少々好感度アップだが、なべやかんは愛せない。

 昨日は暗くなるまで外でテニスをしていて、だいたいの練習は一人ずつ列んで打つのだけれど、待っているあいだに上を見たら深い深い群青の中に朧月が浮かんでいて、きれい過ぎて嘘臭いと言ったら人も同じことを思っていたらしい。