そういえば「螺旋階段のアリス」も「霊名イザヤ」も、「不思議の国のアリス」が物語の鍵の一つだった。「不思議の国のアリス」といえば、それをモチーフにした数学の本と、いかれ帽子屋のいかれてる理由が昔の帽子の製造工程にあったという話と、NHKの「アリス探偵局」が浮かんできたのだけど、まだまだありそうで、そもそも「不思議の国」という設定が常人離れしているわけで、最初に受け容れた出版社もすごい。