臨場/横山秀夫

臨場

臨場

 警察系短編。まだ途中までなのだけど、検死官である倉石義男が全編絡むらしい。先週読んだ上野正彦「死体は知っている」死体は知っている (角川文庫)の監察官といい、死体月間なんだろうか。*1監察官は医師*2で検死官は警察官。
 前に読んだ同著者の「深追い」深追いも警察系短編だったけど、「臨場」のがより好み。*3
 あ、真保裕一「ボーダーライン」ボーダーライン読みかけて脱落した。カタカナな登場人物に加えハードボイルド長編とかちょっと垣根が高い。
 そういえば真保裕一ホワイトアウトホワイトアウト (新潮文庫)の映画と横山秀夫半落ち半落ちの映画を今度テレビでやるらしいね。
 また話戻るけど、「臨場」みたいな装丁は結構好き。「KEEP OUT 立入禁止」のテープが中表紙まで。あ、装幀って字だ。これは光文社だからかな?岡本健+という人の作品。

*1:http://d.hatena.ne.jp/picassi/20050317#p2

*2:ドラマ「きらきらひかる」から知った。同タイトルの漫画と小説があるらしく一時悩んだ。アル中?離婚?

*3:http://d.hatena.ne.jp/picassi/20040906#p1