人生は堅実に、生活は面白おかしく。

「一見おとなしいけど自己顕示欲の強い、そして自分はいつなんにでもなれるという、根拠のない躁状態の思い込みを言い訳になんにもやらない鬱状態」(戯曲「ヘブンズサイン」より)

 読んでいていきなり肺の辺りを刺された。空気が入ってヒィヒィ(アルゴリズムこうしん)。それにしても的確すぎて、この「ヘブンズサイン」という作品を調べるところから躊躇している。
 タイトルは理想。現実はどうも逆のよう。