サリンジャーナイン・ストーリーズ」読んだ。
「バナナフィッシュにうってつけの日」から
「小舟のほとりで」までは前にどっかで読んだらしい?
「小舟のほとりで」
「エズミに捧ぐ--愛と汚辱の内に」
「テディ」
が好みか。
特に「テディ」は面白かった。
訳者あとがきによれば、
その後テディを成長させた物語が幾つかあって、
しかし完結してはいないらしい。
内容的に今回一番面白かった。
自分に霊的(ソウルの方)な感性はあまり感じられないけど、
論理的であること以前に本質を見ているのかってあたりとか、
なんでかちょっと中島らもを思い出した。
あと小説として「笑い男」も好きかなぁ。