2007-04-13から1日間の記事一覧

福本和也「殺人病棟」

読んでたのに、すっかり忘れてまた読んだ。読みながら、読んだことある?ある……ような……、あるわー、と心理が変化していきながら、さっぱり先が思い出せず苦労した。しかも、今現在、最後がどうなったか思い出せない。殺人病棟 (徳間文庫)作者: 福本和也出版…

小川洋子「博士の愛した数式」

80分しか記憶ができない”博士”の元へ、家政婦として働きに行った”私”。数学を絡めた会話でしかコミュニケーションを図ることのできない博士。しかし彼は彼なりの誠実さに基づいて接している。心温まる時間は短くて、それでもただ相手が幸せであってほしいと…