吉里吉里人の、姉妹的装丁に、東京セブンローズがあります。同じ井上ひさし、ってだけで、中身は全然関係ないのに、装丁の雰囲気がほぼ同じ、ってのは何か面白いです。こちらは、字は大きいですが、正字正かな。読みにくさではいい勝負。でも、どちらも好みはあれど、大変面白いので、是非。

 厚みが似ているくらいしか覚えてませんでした(鼻血)。『東京セブンローズ』は話が始まるか始まらないか、お、なんかバイクとか買っちゃってここから始まるのね、あれ、お母さん井上ひさしの本は?え、返した?という展開だったので、『吉里吉里人』は拉致しています。『内容を400字以内で説明してみ』と言う人の気持ちを理解しつつ年末年始は視力を下げることに終始しそうです。