2003.01.aa

 大晦日から元日にかけて、頭の中にずっと『東村山音頭』の一丁目(イッチョメイッチョメ!ワーオ!)が流れていたので、なんかもう脱力に終わり脱力で始まった。今年は股間からハクチョウくらい出す勢いで、ということなんだろう。

 さて、色々人が死んだので二年間年賀状を出さず、寒中見舞いという究極のフォローも入れずにいたら、遂に私宛の年賀状が一枚もポストに迎えられなかった。貰ったのはメールのみ。オールITで新年の挨拶。これがなかなか寂しいものなので、けもの道の道端のどこかからアドレス帳が見つかったら次回は年賀状を出してみようかとも思うが、親族の平均年齢が周囲よりもおそらく高いので危ういところである。

 ああ、来年のことを言いつつ不謹慎なことまで口にしてしまった。これでもう鬼に笑われながら地獄に落ちること間違いなしである。しかしながら地獄には鬼が居るのであって、鬼が笑っているのであればこれは非常に和やかではあるまいか。

 和やかではあるが、二日目にして既に昇る朝日を目にしていない辺り、なにかを暗示されているかの様で非常に困惑する。