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2003.05.08.thu.rainy

　本を色々読みます。
筒井康隆『虚航船団』
井上ひさし・大江健三郎・筒井康隆
『ユートピア探し　物語探し』
内田康夫『琵琶湖周航殺人事件』
かんべむさし『むさし片眼鏡』
村上龍『希望の国のエクソダス』
　昨日までは本に飢えた生活だったのに、なんだか一夜にして長者になりました。
　『ユートピア探し〜』は個人的に面白くないわけがないだろう的著者なのですが、ぱらぱら読んでみたらちょっと難しいです。一昨年くらいに読んでたらよかったかなあ。でも『虚航船団』の話がちらちら出てくるので両方読むのが楽しみです。大江健三郎ももうちょっと真面目に読んでみようかな。

　小学校のころ、宮沢賢治が好きで図書室に置いてる全集みたいなのはだいたい読んだのですが、あれ今読んでもたぶん理解不能なのではないかと思います。
　というのも、『注文の多い料理店』あたりは素晴らしい作品なんですが、有名でないものの中にはわっけのわからん擬音だらけの作品とかあるんですよ。あれのどこが面白かったんだか。
　『ツェねずみ』って作品が一番気に入ってたんですが、内容とかさっぱり覚えてません。てか意味わかんねえよツェてなんだよ発音し難いよ。

　と、興味の移り変わりってちょっと悲しい。

　ことに拠っては比較的行きたい方向に進んでるんですが、てかだいぶ来てるみたいなんですが、ううむ考えてたのとは違っていて、あーこれじゃいかんなと最近思っております。
　今度の方向転換はどうしたらいいもんかなあ。