2003.05.09.fri.shine

 昨日、日記書いた後で、『ツェねずみ』と『銀河鉄道の夜』をざっと読みました。鎖骨のあたりが薄ら寒くなるような感じです。やっぱ宮沢賢治は辛いからやだなあ。

 追いかけようとしていたものが、ただ立っているだけで手に入りそうになると、とたんに要らなくなってしまうのはなんででしょう。どっちにしろどうしても要るものではなかったのかなあなんて思ってしまいます。
 いつまでも手に入りそうで入らないものが魅力的なのかも知れませんが、そういうものにそれ以上の価値を認めたくないような気もします。