今週の頭から家族のうち二人が旅行で居なくて、あと十日ほど田舎に行ってんだけども、昨日夢に見たくらい既に寂しい気分なのでちょっと笑った。こういうのは小学生のころやっとけば可愛げもあっただろうと、実に今更な話ではあるけれど、子供というのは往々にしてそんなもんなのではなかろうか。だから子供は嫌いだ。

 飯作りの先輩から「うまいもんを作ると太るよ」というようなことを言われたので気をつけたい。今日の昼はシーフードグラタン(うまかった)で、夜は鮭のムニエル(うまかった)で、テニスはお盆休みなわけで。

 ところで今回は弟がよく働いてくれて洗濯大臣に就任。夕食のあとしみじみ「お母さんはえらいねえ」という話をする。そして姉は「お母さん」にはなりたくねえなとふと思う。六人分の飯を作って六人分の食器を洗って六人分の布団を干して六人分の洗濯を……。手を抜いても無理。たぶん泡吹く。

 そういうわけで、一人か家族かどっちが楽かなあというのが今後の人生における大きな課題。