[Bharatic]八月十五日の日記が面白かった。インドには「ありがとう」という言葉がないという話。

例えば誰かからペンを借りたら、返すときに「役に立ったよ」と言ってあげればいいし、美味しいものをご馳走になったら「うまい!うまい!」って喜べばいい。 ほんとうに幸せならば「とっても幸せです」といえばいい。誰かに助けてもらったならば、その人が困っている時、助けてあげればいい。つまり、「ありがとう」の先にあるものを言い、行動するわけだ。

 なんかすごく納得、というかアリっぽいので試しにやってみた。考えたらこういうの普通にやってる人も普通に居るよなあ。個人的にはストレートに伝わりやすい「ありがとう」を言うことで、「よしこれで伝わった」と安心できるとこもあるんで、やや難しかった。
 ちょっと違うけど、「すいません」「ごめんなさい」は使用言葉ランキング上位で嫌い。濃度薄そうやし。語彙は少なくないと思うのでこれこそ別の表現をしたらよいだろうなと思う。

 今夜は手巻き鮨をした。鰻の蒲焼き・焼き海鮮・焼き笹身など。具よりもむしろ酢飯の酢の配合に前夜からドキドキしていたのだけれど、呆気なくツヤのある酢飯が出来たので、嬉しいような気が抜けるような。
 このごろの生活でレパートリーは広がったものの、自分一人のためにはまず作らないので、料理は一緒に食べる人があってこそだと実感した。