2004 ADC展に行ってきた。
 昨年度の広告コンテストみたいなもの。前に行ったときはもう少し規模が大きかったような気がするのだけれど、ギャラリーの大きさは同じだから作品数が減ったか、見る時間が短くなったかのどっちかかも知れない。
 大阪の私でも知っている規模の広告だと、「アミノ式」「体質水」「903」など健康系飲料の作品が目立っていて、どれも二、三色で丸っこいフォント。無機質な感じ。こういうのが世の中の流行なのかもしれない。「マルモッタン美術館展」の広告は好みではないけれど秀逸だと思う。これもまたモノトーンで、○の中にモ。興味ない人に認知させる勢い。
 東京へ行ったことがないので、東京のパルコの正体が今ひとつわからないのだけど、パルコのショッピングバッグやなんか見てるとすごく華やかで楽しそうなとこに思えてくる。小山とうふ店「おとうふ、うふふ」やgggギャラリーの広告は好きな感じ。ただどれも広告というよりイメージ、デザインアート的。間接広告?
 会場は堂島アクシスビルdddギャラリーで、九月七日まで開催、無料。

 というわけで堂島アバンザまで行けば何とかなるかとうろうろした。梅田からアバンザまでは、少し遠回りな地下からも、暑いけど直ぐの地上からも行けるのだけど、なぜか毎回、地下で迷って地上に出てくるという遠回りな上に暑い行き方をしてしまう。東西南北がわかっていれば、とよく言うけれど、東西南北しかわかっていないのも問題だ。