十歳のころは他のころに比べて学校へ行っているかと思ったけれど、そうでもなかった。やっていることはバカで、成績は平均して中くらい、身体は平均前後で、登校拒否が問題になりだしたころ登校拒否していた、至極「普通の子」。いまでも、学校という建物、校舎や校庭やその間といったものは好きだけれど、相変わらず緊張する。