というわけで試験が1コ終わって、今日はなんにもする気がしない。なーい。
 ええと。
 筒井康隆は「暗黒世界のオデッセイ」を読んでる。ボロボロの本で、筒井康隆はほとんど読んだと思ってたけどそうでもなかった。「傷ついたのは誰の心」の漫画版が収録されてたりとかして。
 そういえばこの前読んだ筒井の本には、女尊男卑話の後に、「おれはこんな奴ら大ッ嫌いだ!」「←の意見に賛同する!!」みたいな落書きがあって、あー男子学生とかかなぁー抑圧されてたんかなぁー今きっといいおじさんなってるやろなーと微笑ましかった。
 公共物の損壊はダメだけど、「自分はこう思う」「こうなんだろうか」的落書きを見つけると嬉しくなる気持ちもある。
 本は物質だから、なくなるまであるわけで、だからこそきれいに保たないといけないんだけど、時代考証とボロボロの装丁以外のストーリーが本にはあるのです。