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2002/06
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日付は上のが新しいです。
【sideB】
幸子は、目の前にボタンを見つけたなら『これ何のボタン？』って聞きながら同時にボタンを押すだろう。
僕たちの行き先は海遊館。朝早く起きて、電車に乗った。気が付いたら地上を走っていた電車に乗るのは二回目。左の窓から、大きな壁画が見える。
『寒い地方にいるペンギンより、暑い地方にいるペンギンのほうが多いのよ』
雪を仰ぐたくさんのペンギンの前を通り過ぎて、僕たちは仄暗い通路を歩いていた。青く沈んだそこは、本当に海の中を散歩してるみたいだった。
『夕方に、寝ころんで崖下を覗くと、小型のペンギンが家に帰って行きます。ここには笑ってしまうほど多くのペンギンがいます。』
ガラパゴスペンギンの怒ったような顔が写った裏に切手を貼って、少し小さめの葉書はガラパゴスからやってきた。海遊館に行った日からひと月もしない内に、幸子は飛んでいった。
僕は、怒ったガラパゴスペンギンを団扇にしながら返事を書いている。
2002/06/30/sun
『日韓ライフマスク2002プロジェクト』というのがNHKだったかで紹介されていて、阪神大震災とかワールドカップとか関係してるらしく、まあそれは置いといて、今わたしは目新しさにより面白いと思っている。
今日は一日インストールインストール。
【コトマチ】
調べてみたら韓国も朝鮮も『korea』でした。因みに語源は『高麗』だとか。
2002/06/29/sat
カメラ付き携帯電話、音や光が出ても喧騒の中じゃ盗撮は簡単でしょうな。
つい最近手に入れたので、煙草の箱より大きいエリンギだったり変な口調の張り紙だったりを、飽きない内にと一人VOWネタとばかり撮っています。
子供の頃からそうだったように、新しい玩具を手に入れると、新しい遊びを考えて、頭の中で楽しんで、大体実行しないまま終わるのですが、今回は『たんけんぼくのまち』遊びがその様です。
『たんけんぼくのまち』は昔々NHK教育でチョーさんというのび太みたいな人を主役に、町の色んなところをウロウロして、毎回最後に地図を作るという社会科の番組でした。で、この地図なんですが、町の地図の中に色んな面白いものが書き込まれているですよ。
行動範囲が随分変わったので、面白いもの地図なんて作ったら、きっとものすごく楽しいんじゃないだろうかと。自転車で走って、面白い建築物を撮ったりして。それでまた編集するのが楽しいんだろうなあ。とかなんとかそういった妄想。
こういうこと考えてるから道に迷うのかも知れませぬ。
今日は新しいPCを設定したりなんやかんやして、新しいのはMOドライブが付いていなかったので、前のやつから取って付ける。取って付けたらしく、色も違うし大きさが全く合わない。両面テープで固定したつもりになる。ちょっと無茶だったかもしれない。でもちゃんと読めたので良し。
2002/06/28/fri
越前屋俵太（有田みかん）とコング桑田（おけいはん）って似てないか。
アラスカの岩肌見えるような雪山でしてる競技スキーをテレビで見る。見てるだけでも怖い。垂直とは言わないまでも超急斜面を直滑降で、時には何メートルかの岩の上からジャンプしたりして、やっぱり中には転げ落ちてプロテクター壊れたりする選手もいるので。日本人の選手は三位。とてもじゃないがあんな斜面、上から見ただけで日本に帰りたくなるよ。
【コトマチ】
サッカー……疎いから触れずに来たですよ。ワールドカップはJリーグより面白いらしいって位しか分からんのですもん。あとなんだろう、応援に来てたミス・フランスが彫刻みたいな美人だったとか。ベッカムは男前でした。決勝戦はやはり大五郎カットという何とも言い難い方を応援せずとも注目してしまうと思われます。しかし『子連れ狼』とは恐れ入った。あれやっちゃうと『おしん』や『金八』では対抗できませぬもの。ドイツ、斯くなる上は方向を変えてドラえもん亦はガチャピンムックなんかやってくれませんかね。
【sideB】
彼が死にたかった理由は、色んな事と、色んな事による精神異常と、それから引き起こす色んな事だった。わたしから見れば寧ろ彼は死ぬ理由を作ろうとしている風にしか見えなかったけれど。
彼は死んだ人間の書き記したものを探し出してきて、黙々とそれを読んでいた。彼は躁鬱と普通の人の中間みたいな感じだった。他人と会ってにこにこしているときもあったし、一人で考え込み暗澹な顔をするときもあった。
そのうちに彼は体にアザをつけるようになって、暫くして、腕を切った。彼の手元にはあまり切れないカッターナイフしか無かったから、血管上を何度も引っ掻いたような痕と、切り口に盛り上がった肉が腕にあるだけだった。手首は骨が邪魔になって深く切れないらしかった。
刃の傷んだカッターナイフを持って、気が付いたら、よく切れる剃刀や丁度いい長さのロープを手に入れる気力もなくなった彼は、死ぬことすらどうにも出来なくなっていた。
久しぶりに彼を見たのは込み合ったホームに電車が入ってくる瞬間、それから彼を見たことはない。
2002/06/27/thu
『問題：お父さん・お母さん・娘2人・息子2人・使用人・犬、がいます。大きな川の向こう側に渡りたいのですが（中略）但し、お父さんと娘だけになると、お父さんは娘を殺します。お母さんと息子だけになると、お母さんは息子を殺します。使用人がいなければ、犬は人を噛み殺します。』
家族殺すなよ。あと、使用人は犬調教しすぎ。
こういう問題は面倒で、キャベツとヤギとオオカミなんかだと、キャベツ食べたヤギをオオカミが食べて、オオカミ一匹で向こう側に渡ってしまえと思う。
隣家の猫、今日も家のベランダでひなたぼっこ。素っ気ない割にカメラを向けるとこちらを見るあたり、此奴には女優魂が（雄）。
メロン食べると舌が痺れる。
マッキーってマッキーの匂いするけど、あれってトルエンの匂いやった。
【コトマチ】
ぱっくり説明不足でしたか。『イヤンボタン』は『『オコトバ』の転載は無しよ』という趣旨のアレです。不埒な想像は不可。
2002/06/26/wed
足の親指と人差し指、反対側の小指の付け根のとこで、ぎゅうっとしたら気持ちいい。踵の高い（=爪先の下がった）靴履くと、力入れるし圧迫されるし、そんなんで。滑り止めの中敷きした方がいいかな。
将来の夢は、足ツボマッサージで『痛い痛いギィャァァァ』。
流れでテニスすることになり。
硬式はボールもラケットも重くて右腕筋肉痛予定。でも楽し。空振りしようがホームラン打とうが。ああでも、懇切丁寧に教えてくれる人をしつこく当てようとしているかのように見えるのは、そう見えるだけで。
デッサンが嫌で嫌で仕方がない。全部が線に出て、他人は感じないんだろうけど、生々しい自分そのまま画面に。ここ暫く逃避傾向。
2002/06/25/tue
チラリズム寸前が一番強いと思うのであり。
最近、自転車のご機嫌が解るようになってきた。苦節6年、やっとである。
6年乗って一度事故ると、車体の歪みその他、なかなか面白い。けどやっぱり素人的にどうしようもないので、10年は保たないな。きっと。
にしても6年は長いんじゃなかろうか。小学校卒業出来るんですもの。今の自転車になってから盗まれへんからなあ。ボロいボロくないに関わらずパクられる中で生き残ってやがる。
なーんか寿命が近づくと色々思い出すことがあるわ。
子供とか結婚とか約束とか、なんだか確からしいものを求められるのが苦手であるというのか。のか。いやほら、そこらへん真面目だからさ。
全部に『+カモシレナイ』することを確実さだと思っているのが大間違いかも知れない。不確定要素を不確定であると確定してるだけなのにな。
2002/06/24/mon
やっと梅雨らしく。少し寒い。
コリアタウン情報謝謝。この時点で間違ってる。まあいいや。梅雨が明けたら自転車で行ってみようかと思うて居り。特に目的もなく。探検。
探検……冒険家って素敵かもしれないと先日。あくまで憧れで、小学生のときの秘密基地みたいな感覚。いやしかし、秘密基地は素敵。
今日はバスケの真似事を2時間くらいして。こんなことするのは何時振りだったっけ、かなりテンション高めでボール投げまくり受けまくり。球技好き。薄々予感していたけれど、やはり爪が割れた。あばよ。
あと、人生で初めてゴーヤを食べた。後味『に゛ーー』。3mm以内なら可。
映画、『es』と『セッション9』が気になりどころ。
2002/06/23/sun
藤子・F・不二雄の異色短編にこんな話があります。
サラリーマン一家、家は欲しいが土地は高い。色々な家を見比べる日々。ある日男が現れ、土地を一億で売ってくれと言う。一億は欲しいが土地など無いと追い返すのに、男は幾たびも現れ、遂には、あなたの土地は国のものとなった、と時価1億の宝石を置いて行ってしまう。庭のある大邸宅を手に入れたサラリーマン氏。そういえば、と彼は言う。その昔冗談で火星の土地を買ったことがあったなあ。火星の土地の権利書を見せて笑う彼。
で、月の土地なら売ってました。
どうなんでしょう、月。土地転がしは難しそうなので置いといて、三十年くらいしたら住めるかなあ。
"月探査情報ステーション"の"FAQ"によれば、まともな月面基地が出来るのはおそらく2040〜2050年頃なんだそうです。保証はありませんがジョークサイトでもないので、今より科学技術が多少発達したとして2060年頃にはなんとかなるかもしれません。
2002/06/22/sat
かき氷をグラスに入れて、梅酒を。エブリバデー憧れ。
酒見賢一『後宮小説』原作、『雲のように風のように』がDVDになったとかで、ビデオを引っぱり出してくる。放送されたのが1990年だから12年前、VHS万歳という感じである。
今日はそれと手塚治虫『ユニコ』（これまた古いVHS）をみて。
詰まりはだらりとした土曜日。
'98年にリリースされたpal@popの『空想X』を誰かがカバーしてる。CX系『HEY!HEY!HEY!』のエンディング。誰。
JR大阪環状線の鶴橋と桃谷の間にコリアタウンがあるらしい。中華人民共和国朝鮮民主主義人民共和国大韓民国、見た感じの違いって分からない。ので、中華街みたいなとこなんだろうかどうなんだろうか。行った人が言うには日本語が通じない店員さんも居るらしい。あと『koｒea』って韓国なの朝鮮なの。謎だらけコリアタウン、今度行ってみようかなどと。
2002/06/21/thu
『パソコン欲しいなぁ』『ウチにそんなお金ないでしょ』 カランカラン 『あなた！パソコン当たったわよ』『ウソ！』。
某金融系CMを見るといつも思うんだけど、パソコン買う為に借金して2、30万、この夫はそれだけの稼ぎをパソコンから得ることは無いに違いない。
嫌われていると思わしき人間に、それでも愛想良くするというのは、認めて貰いたいのか、はたまた後が怖いからなのか。幾ら笑顔で接していても、蹴られるときは蹴られたし、罵倒されるときは罵倒されるし、バカみたいである。いや、バカだ。バーカバーカ。
小さいコミュニティが最も面倒なのかもしれない。一概には言えないけれども或る側面としては。それとついでに、人のこと言ってるが自分も大概横暴なんである。んで、お人好し。野比モドキ。
2002/06/20/thu
「つとに」「けんもほろろ」１０代の８割が意味わからず
他にも、「言わずもがな」「ゆゆしき」を使っている人は全世代で2割以下だとかで。わたしは「つとに」が分かりませんでした。わあ、平均的十代。なんだか昨日の今日で、世間は随分へっこませてくれる。
性同一性障害：「女装を理由に解雇」は無効 東京地裁
東京地裁（細川二朗裁判官）の判決は『混乱を避けるために女装しないよう求める会社にも一応の理由はあるが、時間がたてば違和感も緩和される余地があり、解雇に相当性はない』って。これからがまた、大変そう。
今夏も暑く、残暑しっかり 気象庁７−９月予報
『７月は降っても晴れても暑くなる』んだそうで、気象庁は悪くなくても気象庁が鬼のように思える。でもまあ、冷夏よりはいいか。エアコンフィーバー。そういやマイナスイオンは結局有害なのか無害なのか。
ロボット犬の飼い主やーい ＪＲ西、忘れ物まとめ
AIBOじゃないにしても外に持っていくもんなんだなあ。ところで『現金は前年度比１０％減の約５億８１００万円で、データを取り始めた１９８７年度以降最低』とか。忘れんなよぃ。
ソノホカ。
宇多田ヒカル『DEEP RIVER』初日105万枚売。 レスラー"ザ・ロック"がカメハメハ大王になる。 りょう（女優）が初の映画監督。 『m&m's』ファン投票により新色はムラサキ。 矢沢永吉、小型トラックのCMキャラクター。 サントリー『純生』のおまけが『あしたのジョー』フィギュアに。
2002/06/19/wed
言葉の数が減っているの巻。うむ。いや、喋ってる量は変わってなくて、選ぶ言葉の数がちょっと少なくないかと。
素で『キモイ』とか『ムカツク』とか言っててびっくりしたのさ、自分。
『キモイ』がいかんのではなくて（使ってるし）、いつもいっつも『キモイ』『キモイ』言うのはどうかということでさ。なーんか、ボキャブラリーが貧困さん。
もっともっと色んな言葉があるのは知ってるのにねえ。多分。
相変わらず隣の猫に懐かれない。また、逃げる前に逃げる。
ここのところ動物に嫌われ気味。犬に手出したら噛まれそうになるし。何？
2002/06/18/tue
林丈二『ガラクタ道楽』ですが、いやーちゃんと読んだら面白いわ面白いわ。未だはじめの二、三章しか読んでないんだけども、読んでて楽しい。
この林丈二って人、調べたら本書いてるしイラストレーターだし映画つくってる（CGプロデュース）し路上観察学会発足した人だし、謎の大人だ。
路上観察学会はこういうマンホールやら壁やらを観察するのが好きな人の集まりらしい。
お隣の猫がうちのベランダで日光浴をしていたらしく、うちより先にそれに気付いたお隣さんが幾つかのビールを家賃だなんて言いながら下さり。
カードリングを30個くらい組み合わせて、回転でリングが落ちていくように見える玩具発見。
下瞼の内側（アッカンベーして見えるとこ）が白いと貧血気味らしい。おうおうそんな時期もあったなあ。今はピンクピンク。
2002/06/17/mon
性同一性障害のボーダーってどの辺りなんだろうかね。今日、隣のベンチに座ってたゲイセクシュアルの人が大音量でケイタイ喋ってたんだけども。
わたしは男性を好きになったことしかないけれど、それはあくまで憧れや会話をもっとしたいということや女性性としてで、すべての人間に女性的なところと男性的なところがあるように、わたしのなかの男性性として、艶やかな女性に触れてみたいと思うこともある。
個人的な意見として、女性は男性より身体的に好ましい。いや、男性の良いところを分かっていないだけかも知れないが、果てしなくすべやかな肌をしているイメージがあるのだ、女性には。勿論、触れてみたい。
わたしが、レズビアンやバイセクシュアルでないのは、女性に対する考えが、男性的なものであるのと同時に、興味と憧れでもあるからだ。今現在、本気で男になりたいと、自分の生殖器を切除・摘出して新たな生殖器をつけたいとは思わない。それは偶々わたしがそういう人だったというだけで。
医学はまだまだ発達するんだろうけど、体だけが変わって中身が追いつけない人もいて。そんな人が今日、隣りに座っていました。
随分と行っていなかったミスドへ。フラペレッソちう新しげなドリンクに出会ったり。遺伝の新しいもん好きにより頼んだメープルアーモンドは、冷たいエスプレッソらしきものにクリームと砕いたアーモンド。とんでもなく甘いのを除けば、アーモンドがたくさん入ってて面白いドリンク。
馬と蹄鉄のピアスなどを購入。こういうのが多いらしい。気に入ったから良し。だけどもよ、馬と鹿とか、馬とホルンとか、馬と醤油とかだったらショッキング・クイーン。なに言ってんだか。
2002/06/16/sun
このところCMとして特に秀でていると思うのが、三菱自動車（BGM：EricClapton『Layla』）。『助手席に乗った父は……』のシリーズだ。
日本のCMは海外に比べてドラマ性が少ないらしいが、ドラマの一面は感情移入であるから、消費者の共感を得ることが重要な広告は、ドラマ性を持つことが非常に有用であると言える。
消費者が長期使用を望みまた高価である車は、絶対的に消費者の共感を呼べるものでなくてはならず、この三菱自動車のCMはシリーズ展開で様々な状況、人間のドラマを作っていると言えよう。
三菱自動車の他にも、トヨタ自動車（久石譲『Summer』）・J-phone（EltonJohn『Goodbye Yellow Brick Road』、DragonAsh『Life goes on』）のシリーズはその点に於いて他のCMを抜きん出て見えた。
うわあ、えっらそうに。
カライドサイクルの資料を探しに図書館へ行ったものの見つからず。で、図書館の中をぷらぷらしてたら面白そうなのを発見。
■林丈二『ガラクタ道楽』――古道具が色々。当時の新聞記事や浮世絵なんぞもあってステキ本。
■桂米朝（編）『一芸一談』――桂米朝は未経験ゾーン。芸人さん達との対談集なので読み易かろうと。思っていたら藤山寛美しか知ってる人おらんし。
2002/06/15/sat
あーなんか、あたしってば、ぬるい。
倦怠感に似たような似てないような、ううむ、『雨だから』だけだったのが、ちいっと違うらしく。いやはや雨ばかりの所為にはしちゃいけんと。
もしもクラゲだったら、やんわりと水に溶けてみたりして。そんなときは幸子に『ねえねえお兄ちゃん、この水どろっとしてる』なんてことを言われちゃうのかも知れない幸子って誰。
自転車こぐのが好きやという話が展開し、富士樹海の中をチャリで走り回って自殺者を探す仕事を推奨され。静岡県警から労災は下りるのだろうか。
今日はジムの日。ムキムキマッチョメンにならざるべく遊んでみる。
2002/06/14/fri
先日、排泄物は美しくないのか云々ということを書いてみましたが、会田誠という人がこういう作品をつくってるそうです。生でみたことないし、みてそれが美しいのかどうなのかはさておき、この人はどうやら排泄物を芸術にしたついでに、エライ人達にも芸術と認められている様。
……あくまでも会田誠氏の作品の一部であります故、誤解なさらぬよう。『日本の恥部や暗部などを様々な表現方法で問題提起する』方だそう。
で、当方ここまできて『芸術って美しいもん？』てなことが頭を過ぎり、いいかげん脳味噌がショートしそうなので、このへんの件は保留に決定。
2002/06/13/thu
2002/02/07/thuの『ナツメ球』で検索、ここヒットした方からメール。
（自分の中で）所謂赤ちゃん電気に疑問を持つ人いるんだなあ、と思っていたら、"家づくりノート"というサイトをされてる方で。
覗いてみたところ、家の工程が。
画像も細かい内容も載っているので、『自分ちつくるぞー！』ちう考えを持ったなら参照するよろし。そうじゃなくても面白いし。
2002/06/12/wed
梅雨入りの筈が今日明日は晴れっぽい（大阪）。
毎年のように、『湿度の低い国へ行きたい』。いやほんと、スイカがなきゃ国外逃亡したいところで。
ベッカム祭りを避ける為、今日もチャリライダーに。
近道発見したり変な建物発見したり、方向音痴だ方向音痴だ思ってたけども帰巣本能はしっかりありました（時間無制限）。
楽しくやってたことが上手くいかない。おかしいなあ。
カエルが音の低いギロみたいな声で鳴いてる。
田んぼの細波を見ると風を感じるのでやや涼しい。
■内田康夫『鬼首殺人事件』――秋田県。推理小説としては松島の見当がついた時点でマイナス。テーマは面白かった。面白がっちゃ駄目か。でも戦争なんか歴史としてしか理解出来ない。勉強不足也。
2002/06/11/tue
エッシャー展であったカライドサイクルについて。ウォレス・ウォーカーもペーパーコンストラクションも資料無いのかよ、と。ああこれは日本語しか読めないのが問題なのか。
梅雨入りだそうで。
読むものが無かったので坂口安吾集を開いてみるものの、なんだか滅入りそうだったので即閉じ。
先週末、パソの修復を目論むが失敗。中身の問題じゃないらしい。で、新しいのを買うことになり、古いのを玩具にして良いとの御触れが出たのでどうしてやろうか。
ところで最近のパソは凄い様で驚くばかり。文明たあ素晴らしい。というか、家のが単に古いだけとも。
■丹羽基二『知ってなるほど苗字の謎』――大体の苗字は地名と深く関わっているんだとか。氏と姓と苗字と名字の違いが面白かった。
2002/06/10/mon
面白いことの発掘作業は休憩時間が一番キツイ。
脳味噌の感情すり替え操作は甚だ疑問である。
すべての機構がシンプルであればいいのに。
目の前を通った蚊を手掴みしてやろうとしたら、ガッ、という音と共にモニタにぶつかった爪が割れる。ええい小癪な。
■落合恵子『雪の贈りもの』――登場する女性たちが物凄く逞しい。強い。文は読みやすいが読んでいて無性に疲れる。短編集。
■筒井康隆『着想の技術』――筒井康隆がどの様にして小説を書くか、というものらしい。ふーん、という感じ。なかなか読み進まない。
2002/06/09/sun
昨日の続きになるけれども。
『美しい』ってどないなもんやろうかと。大衆的な美と各個人の美には差があるので、各個人の美、そういうのは何処で培われるもんなんだろうか。
自分の場合で考えたとき、山とか川とかいった自然は美しいと思う。けれどそれ以外となると好きか嫌いかで判断することが多い。そして苦手でも美しいものはあった。
排泄物は美しくない。大概の、排泄物愛好家以外の人間は、個人の美的感覚として『排泄物は美しくない』と思うだろう。わたしもそう思う。
しかし、人間の生産する物体の中でこれほど自然なものはない。
何故に、何故に排泄物は美しくないのか。
2002/06/08/sat
久しぶりの御対面とか観劇とかしてきて。
あ、時間って結構進んでるんだなあ、とか思いながら、前みたいに時間に追いかけられる感がない。
天気がとても良かった。
猛烈に眠い上に、目が痛かったり眼球の皮がめくれたようになったり右の瞼が何故か痒かったり。なんだか考え方が荒んできていけない。
花村萬月『吉祥寺幸荘(サイワイソウ)物語』のはじめと最後を読んだら益々嫌になってきた。
■原田宗典『海の短編集』――放送用短編を伸ばしたものだそうで些か物足りない感がある。『贋のビーチ』は落ちが見えるがネタが好み。
■筒井康隆『ベトナム観光公社』――比較的若い頃に書いたものだからか文章がやや固め。内容はとても面白い。
『ベ観光』の『血と肉の愛情』や中島らも『微笑と唇のように結ばれて』を読むと、自分は他人を喰ってみたいのかとも思うが、現実は小説ほど美しく描かれてはいない。かもしれない。喰いたいことと喰うことは違う。おそらく血液は血液の味なのだろうけど、そこに添加される感情で美味くなるんだろう。現実を美しくするのは想像力だ。と思わなくもないような気がしなくもない。
美しいと言えば、江戸川乱歩の『パノラマ島奇談』やユイスマンス『さかしま』に出てくるものも美しい。正確には、美しいだろう。入ってくる情報量の最も多いとされる目に表されても、自分自身に確立されてない美が分かるわけない。
2002/06/07/fri
湿度の高さに辟易しながら今日は図書の日。
今回は筒井康隆メインで、あと原田宗典と坂口安吾。それから銀座ママの何とか言うのも読んだ。これは男性が読むといいのかもしれない。但し銀座で30万使える方。
夏は海に行くより山奥の川に行った方が人も少ないし涼しい。
そういや先日読んだ筒井康隆の短編で『人口密度がとんでもなく高い時代の日本に住む、ある日本人一家が夏休みに海に行く話』があった。現実の海岸に追加で一千人くらい人間を放したら似たような状況になるのではないかと思う。
小学生のころ夏休みに田舎へ行くと、山の方の川へ行っておたまじゃくしを採ったものだが、帰ってきて『季節の絵本』なるものを作ったとき、夏の風景におたまじゃくしを入れたら周囲から否定された。山の水は冷たくて気持ちがいいけれど、小学校教育には適さなかったらしい。
余談になるけれど、その小学生のころ毎年のように採っていたおたまじゃくしは、毎年のように穴の開いたボウルに入れざるを得なく、毎年のように日干しになっていた。
勿論、水を入れても戻らない。
2002/06/06/thu
簾が目に涼しいです。今年も首の上がらないままな扇風機が目に哀れです。否、涼しいです。
近い内にやりたいことが幾つか。あれはこうしようとか、これはああしようとか、正に遠足前日の小学生的勢いで事自体は全く進んでない。
わくわくする感じは堪らなく好いのだけど。
2002/06/05/wed
いい天気だったので久しぶりに自転車で9駅間強を突っ走ってみる。
自転車を延々漕ぐ行為がなにやら楽しい。気分的には『目的地が無かったらどこまでも走っていきたいなあ』（実際やってみたことあったけど目的地が無いとあんまり楽しくなかった）。
ぼーっと漕いで漕いでいたら40分もかからなくて驚いたり。ニヤつく。
夕方になっても日が高かったのでデッサンをしに行く。なぜか本日は面白可笑しく進まない。全然進まない。苛々しながら2時間でこれといった新展開もなく。当然の如く線に出てしまう。畜生。
ちんたらこと自転車を走らせる筈が、前を走る人を抜いたり車を避けたり一人自転車レースルール無し。スピードを落としたら負けだ！
風呂入って寝よい。
【コトマチ】
結婚の意味とは。とはとは。今わたしが考える結婚は『両性の合意のみに基づく契約』とか――。多分これって想像力の貧困さを露見してるような気がするんですけれども。
双方に信頼させて信頼される自信があるのなら結婚は良いと思うのです。社会的にもその方がいいでしょう。
うーん、この間の日記は、誰かの子供としての自分が書いたから、結婚ちうか離婚がどうなのよと。ただ嫌なだけなんですよ。離婚を想定して結婚することってそうないと思いますし。
小さい頃は、母も父も女性男性の立場があるのかと。その頃だったら離婚もさらりと受け入れてたかなあ。今は母は母、父は父として見てしまいます。見るようにしてるのか。どうだか。良く取れば考えるようになったと。悪く取れば逆成長か。
2002/06/04/tue
住民基本台帳ネットワークシステムの情報収集中。
有事法制とかのこともちゃんと知りたい。
調べ出すと際限ないから及び腰つつ。
随分前に遙洋子『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』を読んで、フェミニズムも遙洋子もよく知らんが、ディベートってのは面白い様で。
あー今日はあちいなあ。
扇風機出さんとなあ。
最近の扇風機は縦に首振るらしいね。
氷山に爪立てる想像すると鳥肌。
えーと。。。『あずまんが大王』の主題歌を歌ってるOrenges&Lemonsの上野洋子って人はZABADAKの人でもう一人は声優らしく、『人間風車』の劇中歌のAkihaって人とは別人でした。ちなみにAkihaは『ダブリンの鐘つきカビ人間』で瓜生明希葉として再び劇中歌を歌ってます。今秋メジャーに出るらしい。
そういやJTのCM、6月からナイロン100℃の大倉孝二になったみたいで。んでも普通っぽい。というか余り面白くない。リクルートのホットペッパーのCMがいいや。関西版。
『スパゲッティ食べたでしょ』
『食べてへんよ』
『ケチャップついてるよ』
『たーべーまーしーたっ』
『あたしのクーポン使って？』
『使っ……たような気がします』
すいません、自己満足です。
ああでも、こういう広告は凄いなあ。考えへんもんなあ。
2002/06/03/mon
なんかねえ、離婚するんだったら結婚しなきゃいいのに。
とかなんとか、最近思うわけです。
わたしは結婚したことないんで大人の事情はわからんのですが。
離婚した後は大人と子供やと、大人の方が割り切るのが早く見えるのよ。実際大人二人が離婚する言うたらコドモの子供は引きずられるしかないし。
御免蒙りたい。
結婚のメリットって、お金絡みのことしか思い浮かばない。所詮そういう契約だし。あとは何だ、相手の拘束か。子供の為になんてのは離婚したらパアやし。
大人は何を思って結婚するのだ。
ふう。結構思いつきで書いたんで大人には失礼な話かもしれん。てか失礼極まりないか。悪気は無い。唯の若き日の自分の記録です。
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