2003.03.02.sun

 病名が付くと安心するって話があるけれど、病気じゃなくても名前があると人は安心するのかも知れない。確かに、そこには世間一般で言われる定義が存在するから、ハミ出なければこれは何かということが分かるわけで。
 だけど名前のないまま定着しちゃってたりするものだって多くて、そんなとき誰かは極端を見て結論を出すなんて強引な方法を以て、でも意外とさっくり落ち着いたりして。
 頭の中だけで考えていると、事実とリズムが混ざって同じところを歩き続けてしまう。ときどきは情緒も匂いも払った記号を並べるのもいいかも知れない。

 花粉症の時の鼻ってのは粘膜が腫れてるらしいので、原始的ではあるけれど、5mmくらいの氷の破片を、上を向いて鼻の中に。

 下手な気遣いしか出来ないってのは、自分にも他人にも困った話で。まいった。