よく通る道に、ハトの溜まり場がある。ほんとうに、十羽強が半畳くらいのスペースに出たり入ったりしていて、こんなに密集しててハトとしてそれはどうなのか。スズメは砂浴びというのをするらしい(峠を越えて)ので、ハトもそういうことをしてるんだろうか。人慣れしたハトらしく、自転車で近寄っても徒歩で逃げよるのが腹立たしいけれど減速してしまう当方。そして車の運転手に自転車こいでる自分もそう思われている気が。車側の減速には救われてる気がしまくり、『いつかは轢く』なんて目で見られているに違いない。これからはもうちょっとハトに優しくしちゃったりして、罪滅ぼしってか罪悪感の消去にかかろう。

 ところで『マトリックス リローデッド』に出てきた、キャリー=アン・モス(トリニティ)や、モニカ・ベルッチ(パーセフォニー)などは、きれいな女優なのに、酷く不美人に撮られていると感じた。この人たちは実に整った顔をしていると思うのだけど、それだけじゃなく、キャリー=アン・モスは、前作では大人女性型色気が質素な衣装ですら滲み出ていたのに、モニカ・ベルッチは若さと美しさの呼ぶ淫靡さが隠しきれないくらいの魅力だったのに、なんだよおい。対ネオ場面も本筋にどうしても必要だとは思えず、どうも女については苦手な扱いをする映画だった。