もへーとして、テニスに行って、伊藤潤二富江』を読んで、そういう日曜日。

 今日は父の日らしいけれど、当家にはそういう風習がないので、もしかしたら世間でも本当はそうなんじゃないかと疑ってみる。そして余ってしまった大量のネクタイを一年かけて売るのだ。しかし母の日と言えばカーネーションなので、これは一年かけて売っていたら枯れてしまう。てことはやっぱり売れるのか。いやいや、カーネーションは地下茎の生える植物で、花屋の裏では大量のカーネーションが増やされているに違いない。

 猫を二三枚被っていると、『ピカちゃんは料理とかされそうですね』てなことを言われる。正直に『自分からやろうとは思わないですねー』なんて言うんじゃなく、『ええ、大好きです』とほほえみを添えて返事をすれば良かったと帰ってきてから気付いた。まだまだ猫が甘い。

 最近は、細かいことばかり気になって、大きいことが気付かないうちに通り過ぎまくりな気がする。もうちょっと視野を広くしてもいいなあと思うので、暫くその方針でやってこう。