心狸学・社怪学 (角川文庫)

心狸学・社怪学 (角川文庫)

読了。幾つかの短編が主題によって心狸学と社怪学に分かれている。個人的には社怪学のが好み。
女王の百年密室

女王の百年密室

読了。森博嗣を読むのは初めてで、http://umi.no-ip.com/simple/に一時よく引用されていたので読んでみた。「すべてがFになる」を早く読みたいのだけれど、シリーズ物なのだそうで十冊くらい続くとか。と思っていたら「女王〜」ももう一冊同じ主人公のがあるらしい。
 シリーズ物で時制があると、鳥頭な上に順番がわからなくなるので辛い。そういう点で言えば、赤川次郎の「三姉妹」「泥棒」「三毛猫」シリーズなどは読みいいのかもしれない。
エ・アロール-それがどうしたの

エ・アロール-それがどうしたの

読了。筒井康隆「俗物図鑑」、「旅のラゴス」併読中。「旅のラゴス」もいやしのつえで紹介されたのをきっかけとしていたりして、読む本の選択に気に入っているサイトの影響が入っているよう。「俗物図鑑」はなぜか星新一「声の網」を彷彿させるけど構成が近いだけだろうか。筒井康隆はドタバタが好きなのだけど、私にとってはものすごく純粋な気持ちを感じられる文章も書く人なので期待したい。