冷蔵庫の中にスイカが!

 というわけで、昨夜からずっとわくわくしておりました。ちらっと見ただけでそれと認識しつつも全身を見ることは畏れ多く、「丸いのが入ってる!」「五月なのに!」などと直接表現もできない有様。
 さて、いよいよの段。包丁を下ろす音、赤い裂け目が神経に伝わった瞬間からアドレナリンだだ漏れ。どばどば。どうしようか、どれを食べようか、あっちは色が良い、いいやこっちの方が味が良さそうだ、などと熟考。
 狂喜乱舞する心をなだめながら一口大のスイカにフォークを刺していく。一年ぶりのこの手応え!まだ五月なのに成熟した甘さをたたえ、けれど流れてはいない新鮮な食感をざぶざぶ味わう。
 スイカなら主食にできる。