2008-01-01から1年間の記事一覧

横山秀夫「出口のない海」

戦時中の大学野球部。特攻隊。出口ない。これも映画化してたらしい。

村山由佳「天使の卵-エンジェルス・エッグ」

「天使の梯子」「ヘヴンリーブルー 「天使の卵」アナザーストーリー」が続くらしいので、後者も立ち読みしてなんとなくわかった気になってみる。

奥田英朗「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」「町長選挙」

変人精神科医のオムニバス。着想を活かした上に軽妙な雰囲気。「イン・ザ・プール」は松尾スズキで映画化されてたみたい。

伊坂幸太郎「死神の精度」

死神オムニバス。映画化。もっと単品が絡んでいれば並べたときに面白いのになあと思いながら、もしかして実は絡んでるのかと読み直してみる。

このごろ

実習が楽しい。ハードだし緊張するし疲れるし、でも楽しい。あと「一番になりやー」と声をかけてもらって嬉しかった。がんばるよー。

魚柄仁之助「冷蔵庫で食品を腐らす日本人」

著者最新刊かな?少し前の気張りがないような気がして、読みやすい。ナゾのおじさんを押してないあたり。台所、食育、生きているものを食べる、長寿、生命倫理、食品安全など著者の視点から語られている。あと、食べることは生きることだけど、生きるために…

半村良「都市の仮面」

都市の仮面 陰謀説。 静かなる市民 最も半村良らしさを感じた作品。金銭的な貧しさが問題なのではなく。 村人 過疎化ホラー。読後にやりとさせられる。 生命取立人 寿命測定による異常長寿者の発見と管理、政治。 旧約以前 罪と罰、神の手的発想は獣人伝説と…

筒井康隆「パプリカ」

やっと読めた。筒井康隆じゃなかったらどうなんだろうかこれは。

酒見賢一「後宮小説」

久しぶりに読んでみた。解説をきちんと読んでみたら、伝奇小説?かなんかつながりで半村良が出てきたので驚く。SFのSがファンタジーみたいな?と思っていいのか。そんなこと言い出したら小説なんか全部そうやんかーとか思いながら読む。

紺野キリフキ「キリハラキリコ」

ブログが日記系サイトとして読まれていた頃にあった、サイトの一つがこれ。日記部分しか読んでいなかったので真贋わからなかったのだけど、おもしろくてよく読んでた。ときどき読んだことあるようなないような記憶を感じつつ、やっぱりあんまり憶えてなかっ…

半村良「人間狩り」(「2030年東北自治区」改題)

日本へ外国人の移民が増えて、特に東京などの都市部では街がスラム化している時代。日本を東西で区切って、移民や感染症の流入を防ぐという理由で、東北が独立する。そこは東京に比べると、清潔で豊かな都市になっていたが……。 前半はやんわりハードボイルド…

半村良「闇の中の哄笑」

半村良「闇の中の黄金」

半村良「石の血脈」

このごろ

論文の発表が終わって、一番の評価をもらった。私がグループでなにかをするときは、楽しくするのが目的になってる。今回は、音頭を取らせてもらったので、扱いやすいテーマを選択できたし、その人に合った仕事を割り振って、私もできることをして。がんばっ…

半村良とか筒井康隆とか

ストーリーはだいたい、おっさんの夢物語です。そこじゃなくて、政治とか社会とかお金とかマスコミとか人とか集団とか、そういうものについて言われている部分が大事なんです。と思うよ。

半村良「長者伝説」

バブル期の日本。五億円を拾う。特に欲もない。株したら増えた。わー。 みたいな話。 郷土愛=周りの人がいて、居てる場所があって、みんなそこで慎ましく幸せに生きてる。ここが好き。愛国心=支配する人とされる人がいて、生き延びたかったら従いなさい。…

半村良「異邦人」

選挙違反の罪を被った。逃げた先の都市は居心地が良くて住み着いた。閉じこめられた。閉鎖された地方都市。生きるために食物をめぐる争い。人が人を喰らう世界。果たして脱出できるのか……! みたいな話。平岡化学や新製品の話はどこへ行ったのか。色つき人間…

来週

明日は論文の発表。発表者をやること自体は平気だけど、内容は未完成で覚え切れてもない。やばい。 週半ばには最終提出物あり。今日中にやらないとできる時間がほとんどない。やればできるがそのやる気がなかなか出てこない。やばい。 週末は別の発表のため…

半村良「産霊山秘録」

やっと読み終わったー。 戦国から第二次世界大戦後までの歴史をSFで。明智光秀・藤堂高虎・猿飛佐助・坂本龍馬などの聞いたことのある名前から、言継郷・天海大僧正などの初めて聞いた名前まで歴史上の人物が共通の秘密を持って登場。歴史との辻褄を合わせな…

このごろ

研究がやっと終わって、ちょっと肩の荷がおりた。グループで何かをするときは、一人でやった方が早いんだよなーという思いと、自分以外の人の手が加わることで面白くなるんだなーという思いが行ったり来たり。どっちにしろ強制的にグループは組まされるので…

ちいさいのがほしい

PC

特にこれがいい!という希望もないし、今すぐ必要なわけでもないんだけど、そのうちあったらいいなあと。それにしても最近のは安くておりこうなので驚くばかり。 BTOパソコンのFaith(フェイス) http://www.kohjinsha.com/models/index.html http://www1.jp.d…

半村良「およね平吉時穴道行」

初期の作品で一度読んでみたかったので。 「酒」みたいな雰囲気が好き。

アクセルハッケ「ちいさなちいさな王様」

絵の方の、ミヒャエル・ゾーヴァを何かで知って。

重松清「送り火」

短編集。 他に読んだ著者の作品と比べると、なんとなく抽象的な感じ。 「漂流記」は「世にも奇妙な物語」でやってた鈴木保奈美主演の「公園デビュー」を思い出した。

荻原浩「明日の記憶」

若年性アルツハイマーと診断された男がだんだんと記憶を失っていく過程。 読んでいて、現実か、騙されてるのか、心配になる。 重いテーマだけど読ませる文章。 「いかにも」な話だけど悪くない。

西加奈子「さくら」

一口に言うと幸せな家庭の崩壊と再生の話。 要素が多い割にシンプルにまとめられてる。 「泣けるよ」と聞いていて、イマドキの本に泣くかと思ってたけど泣いた。だから泣ける本は嫌だ。 「魔女の宅急便」ではジジが喋らなくなったけど、そういう動物が喋る喋…

課題

年越し課題で今も引き続き課題。 レポートの原本も行方不明。

今年はハム年

メールの絵文字にネズミがあるなんて聞いてないよ!